「嫌われ松子の一生」「百年法」の著者が辿り着いた最高傑作。衝撃の平成版「日本沈没」誕生! 自然環境が激変、人間は死に絶えるのか? 滅びる運命の中、人はいかに生きるのか? 空に浮かぶ雲の中に古代から存在してきた微生物。それらが変異し大量発生、周囲の酸素を吸収するようになった。その雲が自重で地面に落下。その現象が起きた地点は急激な酸欠状態になり、ほとんどの生物が死んでいくという惨状が次々と発生。だがその予測不能な事態にも、人間は有効な手立てを何も見いだせないでいた。 終末感が漂う時代、人々はいかに生きるのかを選び始める。 普段通りの生活を続ける者、 新興宗教に救いを求める者、 微かな生存に望みを託す者、 いっそ鮮やかな死を望む者、 そして――。

「un-categorized [Default]」を聴きながらこの本を読みました。小説の世界観にぴったり寄り添うようなアルバムでした。泣きながら読了😭
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不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―円滑な世代交代を目論んだ「百年法」を拒否する者が続出。「死の強制」から逃れる者や、不老化処置をあえて受けず、人間らしく人生を全うする人々は、独自のコミュニティを形成し活路を見いだす。しかし、それを焼き払うかのように、政府の追っ手が非情に迫る...世間が救世主を求める中、少しずつ歪み出す世界に、国民が下した日本の未来は!?驚愕の結末!

幻想と真実は、人間を正しく走らせる両輪。それは、安心と恐怖(希望と絶望)の均衡とも言える。秤がどちらに傾いても、きっと心は荒れてしまう。
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科学が論理を押しつぶす近未来――現代社会に問う衝撃の問題作!

曲の歌詞が本の内容にぴったりと合致していて、またメロディーの艶やかさや雰囲気が本の特徴と共通すると思ったため。
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