「始まらないから、始めた、それだけ~」
大預言者として生まれてしまった少女がそれを隠して自分の好きなように生きていく物語と女王蜂のintroductionのハッピーなリズムとカッコイイ歌詞がリンクしているように感じました。あと主人公【グラディス】とVo.【アヴ】ちゃんが出会ったらは絶対仲良くなる。間違いないです。
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母親の死の翌日、ムルソオは海水浴に行き、女とたわむれ、映画をみて笑い、といういつもながらの暮らしの時間をおくる。だが降って沸いた友達がらみのなりゆきで、自分に向けてナイフをふりあげたアラブ人を白昼、ピストルで射殺してしまう。ムルソオは裁判にかけられる。だが、裁判の過程で、かれは反省のそぶりさえ見せない。動機を聞かれて、かれは「太陽のせい」と答える。当局は、かれに、更正不可能な、殺人者らしい人間という烙印を押し、死刑を宣告する。ムルソオは世界の無理解を歓迎してさえいるように死んでゆく。不条理の作家カミュの代表作。

意味がわからないところも含めて面白い小説だった。カミュの主観を重視した思想が表れている。

彼の世界への情熱を保ちながら死などへ向き合う考え方が、この曲に似ていると思った。
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「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

告白を読んだ後のスッとしない気持ちと、女王蜂のQを聴いたあとに心が沈む感じ。
紅茶を飲んでいて、最期の一口に溶け残った砂糖がジャリジャリと口の中で邪魔になるときを思い出した。
修哉が母親を想う、まっすぐでわがままな気持ちがこの曲とリンクしてしまって遣る瀬無くなる。
何をされても子は親を選べない。どんな親であろうと代わりは効かない。
殴られようが、去られようが、修哉にとって母ひ大好きな母なのだ。
最後のフレーズが〈母さん譲りの泣き顔が鏡の中で佇んでる〉砂糖のように溶け残る。
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サイモンはごく普通の高校生。ネットで知り合った「ブルー」に夢中で、自分がゲイだということも、ブルーにだけは打ち明けられる。ところが同級生のマーティンに秘密がばれ、クラスのアイドル、アビーとの仲をとりもつようにおどされてしまい...。

誰もが、何かを持っていて
だれもが他の誰かと違う
それでも僕らは同じ人間だから
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