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2021年7月11日

あらすじは準備中です。

数十年前子どもの時に読んで、あり得ないけどあり得そうだ、現実にこんなことがあったらどうなるんだろうと想像をめぐらせたように記憶しています。
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ミニスイ
2021年5月23日

伝えなきゃいけない想いと、 どうしても聞きたい言葉がある。 心に閉じ込めた思い出を もう一度輝かせるために、 不思議な喫茶店で過去に戻る4人の物語――。 ・・・・ とある街の、とある喫茶店の とある座席には不思議な都市伝説があった その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという ただし、そこにはめんどくさい…… 非常にめんどくさいルールがあった 1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない 2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない 3.過去に戻れる席には先客がいる その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ 4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない 5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、 そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ めんどくさいルールはこれだけではない それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる あなたなら、これだけのルールを聞かされて それでも過去に戻りたいと思いますか? この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡 第1話「ばかやろう」が言えなかった娘の話 第2話「幸せか?」と聞けなかった芸人の話 第3話「ごめん」が言えなかった妹の話 第4話「好きだ」と言えなかった青年の話 あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

この喫茶店に来る客は、過去をやり直したかったり未来を変えたかったりする人がほとんど。きっと私もその一人。でもどんな努力をしても現実は変わらない。それを知ってでもコーヒーを飲みに来る客の、覚悟と想いに感涙しました。飲み干した後のすっきりした表情が浮かびます。シリーズ前2作と共に、世界に引き込まれ一気読みしました。
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ゆうり
2020年12月24日

芥川賞作家・ピース又吉直樹や、直木賞作家・西加奈子らとの共著でも知られる文筆家、せきしろ。 エッセイが東海大の入試に使われるなど、確かな文章力に定評があり、また数々の芸人にコント脚本を提供するなど、圧倒的なユーモアを生み出すせきしろの、表現力の秘密は「たとえ」にあった――。 「オダギリジョーが本名と知ったときのように驚いた」 「『この犬、他の人になつくこと滅多にないのよ』と言われたときのように嬉しい」 「雨天中止を知らなかったような孤独」

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ゆうり
2020年12月24日

毎年届く謎の花束。差出人のイニシャルは「K」。女たちが紡ぐ感動のミステリ。

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ロナ
2020年9月6日

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

理不尽に犯人に祭り上げられギリギリを生きる青柳にグッときます。
親友の「無様な姿を晒してもいいから、とにかく逃げて、生きろ。人間、生きててなんぼだ」
最後のシーンがまたホロっときます。
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ryumidee
2020年6月25日

毎年届く謎の花束。差出人のイニシャルは「K」。女たちが紡ぐ感動のミステリ。

同世代の話と思いきや、親子三代にわたるスケールの大きな話でした。緻密な組み立て、ストーリー展開はさすが湊かなえさん‼️ぜひドラマ化してほしいです(^^)
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natukobousi
2020年3月21日

「私は肝の据わった人間だ。そうでなければやっていけない」―極限の孤絶から、酷寒の迷宮へ。私の行く手に待ち受けるものは。最初の一ページを読み始めたら、決して後戻りはできない。あらゆる予断をゆさぶる圧倒的な小説世界。この危機は、人類の未来図なのか。目を逸らすことのできない現実を照射し、痛々しいまでの共感を呼ぶ、美しく強靱なサバイバルの物語。

村上春樹翻訳が好きなので買ったけど、気づいたら徹夜して一気読みしていた。
文庫版のあらすじが物語の説明を全くしていなかったの、読み終って納得。ぜひネタバレ無しで読んで欲しい。たくさんびっくりするような事が起こるから。
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うぐはら
2020年2月10日
宮沢賢治のファンならば一読して損はない。本書を読む前に、一通り賢治作品を予習しておこう。未読だと意味が分かりにくい箇所がいくつもある。
賢治の地を訪れ、少女の行方を追う青春ロードノベル。この作者の短編集『月まで三キロ』もいい本だった…どちらも深い青の装丁が素晴らしい。
鉱石オタク三井寺くんと、宮沢賢治クラスタ文緒の、秀逸なキャラ造形。中盤以降は怒涛の伏線回収。どこを取っても面白い。
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笑えて泣けて、胸が熱くなる漫画家と編集者の物語。
登場人物の一人一人が魅力的で、本の中に『引き込まれた』というくらい夢中で読んでしまいました。
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なぎの庭
2020年2月6日
「あなたのような人間がいるか」が本音。
「汝の目を信じよ!」って高らかに笑う姿が目に浮かぶ。多面性なんて言葉では生ぬるいほど複雑化された内面。本当にこんな人がいたんだなぁとしみじみ思いました。おっとーしゃん、あなた、なんで人々の記憶に埋没されてるの……不思議でたまらないよ………
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うぐはら
2020年1月16日

平穏な時間。それ以外に欲しいものなんて何もない――。山崎由実はすべてを捨てて家を飛び出し、知らない町の古びた薬屋に辿り着いた。店主の平山タバサは、由実を薬局の手伝いと家事全般の担い手として住み込みで雇ってくれた。見ず知らずのわたしを、なぜ……。謎めいたタバサの本心はわからぬままだが、由実は次第に新しい生活に慣れてゆく。誰しもがもつ孤独をたおやかに包み込む長編小説。

タイトルを見て、瀬尾まいこさんのような作品だと思いきや、実際は真鶴と溺レるに、薬指の標本と沼地のある森を抜けてが脳内を通過して、遥か彼方へと飛び去ってゆきました。ほのぼのする日常ものではありません。幻想小説です。念の為。
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caffe_menta
2020年1月13日

謎の航海日誌「カルトローレ」を託された青年・タフィ。彼はかつて大空を航行していた巨大な“船”の乗員だったが、“船”は空から沈み、乗員たちは地上に帰還したという。その理由は。他の乗員たちの運命は。幾重にも折り畳まれた記憶の迷宮が開く時、“船”とタフィの出自の秘密が明らかになる―。豊かな想像力を駆使して硬質な物語を創造してきた著者による数奇で壮大な最高傑作。

長野まゆみ作品の中では異質の、とは言え食べ物の描写や風景の美しさや素晴らしさは変わらずな作品です。もしこんな国があったなら、一度は訪れてみたいですね。
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ひかる
2020年1月10日

放課後、二人の男子が交互に相手が死ぬまで銃で撃ち合う「決闘」。それを仕切る百瀬くんとは?新しい〈戦争〉を描く文藝賞受賞作。

@うぐはら  村上春樹×川上未映子×村上龍というイメージでした!
なるほど、詩として読めばいいんですね。たしかに途中から意味よりは感じることに重きを置いて読み進めたのでそちらの方が混乱なく読めそうです。
人生を狂わされたってヤバイですね笑 それほどの衝撃だったということですか。
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うぐはら
2020年1月9日

放課後、二人の男子が交互に相手が死ぬまで銃で撃ち合う「決闘」。それを仕切る百瀬くんとは?新しい〈戦争〉を描く文藝賞受賞作。

@ひかる  小説と考えるからむずかしいだけで、川上未映子さんなどの散文詩に読みなれていると、意外と楽です。

主な文体は、村上春樹と川上未映子を掛け合わせ、舞城王太郎を足したものです。

影響を受けた作家に、西尾維新、よしもとばなな、高橋源一郎、舞城王太郎、最果タヒ、川上未映子、村上春樹、ドストエフスキー、カフカなどが挙げられますね。最初文体を見て、女性だと勘違いした記憶があります。池澤夏樹、福永武彦も一枚噛んでいる可能性がありますが。

鬱々としているのに読後感が良いのは、主人公の妹の存在が救いになっているからでしょうか。結末にはセカイ系にも通じるカタルシスがあります。

小説というより、散文詩の詩集として読んだ方が読みやすいですね。独特な作品です。私はこの本に衝撃を受け、人生を狂わされました笑
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ひかる
2020年1月8日

放課後、二人の男子が交互に相手が死ぬまで銃で撃ち合う「決闘」。それを仕切る百瀬くんとは?新しい〈戦争〉を描く文藝賞受賞作。

最初読了は絶望的だと思ったけれど、読んでいくうちに謎の中毒性が生まれ、時折登場人物に登場し、読み切ったときは忘れられない小説になった。世界泥棒に色々と盗まれないようにするためには、考えることをやめてはいけないと思いました。
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ひかる
2019年12月30日

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!

犯人が意外すぎた
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ひかる
2019年12月16日

大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至のノンフィクション。

人種や経済・階級格差、性別、移民、EU離脱。英国で見られる多くの社会問題を、日本人の筆者と英×日のミックスの息子が、生活に根差したリアルな視点から問題や悩みにぶつかり視野を広げて成長していくノンフィクション。
テレビやニュースではマクロ(筆者曰く「焼き鳥のくし」)を主に扱うけれど、実際の生活者同士の関係性や微妙な心理、不快に思うことや多様性を乗り越えてつながっていく様子(「焼き鳥」1つ1つ)は、特に多様性の少ない日本では触れる機会が少ないので、非常に勉強になったしエンパシー(境遇の違う他者について想像する能力)が養われた気がする。
しかし、内容は決して難しくなく、むしろ筆者と息子のキャラクターが魅力的で色々なタイプのストーリーが描かれるのでエンタメとしても楽しく読める。
ノンフィクション本大賞受賞も納得!
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ひかる
2019年12月10日
@うぐはら  すごい気になったので買いました。噛み締めて読みます。
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うぐはら
2019年12月7日
とにかく読んでみてください。
一文一文噛み締めて。

余計な言葉は必要ありません。
引用なんてもってのほか。

夭折した作家の、
たましいの叫びを聞いてください。
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すごい気になったので買いました。噛み締めて読みます。
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ひかる
2019年11月29日

あらすじは準備中です。

読んで損はない。理系要素が容赦なく出てくるけどなぜかわかる。わかる気がするのだ。6次元やら11次元やら。コンピューター関連。天文物理学の三体問題。とにかくすごいものを読んだ。2021年にはアニメ化。マチネの終わりを読んで恋愛小説の概念が変わったが、三体を読んでSFの可動域が更新された。第二作は本作の1.5倍、第三作は2倍の分量だという。脳にエネルギーが使われ腹が減ることになるのは明白だが、邦訳版が発売されるのは待ちきれない。三体世界。ゲームであれば行ってみたい。
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ゆうや
2019年11月21日

広告代理店時代に、筆者が出会った、様々な個性を持った人達との、おもしろ、おかしい、エピソードと、筆者がその広告代理店に、どういう人生を経て入社したのかを、事実を元にしながら描いた、フィクション物語です。

散々飲み食いした後に、デニーズに連れて行かれ、

「どのページがいい?」
「このページがいいです、、!」
「すいませーん!このページ全部ください」

この話がカオスすぎました笑
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青い蝶🦋
2019年11月16日

ある出版社の社長の遺言によって、あらゆる種類の創作活動に励む芸術家に仕事場を提供している“創作者の家”。その家の世話をする僕の元にブラフマンはやってきた―。サンスクリット語で「謎」を意味する名前を与えられた、愛すべき生き物と触れ合い、見守りつづけたひと夏の物語。第32回泉鏡花賞受賞作。

謎の生物ブラフマンとの思い出。楽しく、そして悲しい。ペットが好きな方も嫌いな方も楽しめる描写だと思います。
その一方で、埋葬の文明的意義という点や、固有名詞の無い世界観にも注目を向けると、考察的にも楽しめます。(自分は、心理学的な考察もできると思いました。)

癒やし×謎ですね。
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うぐはら
2019年11月5日

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

@しゅうへい  映画も傑作です。
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しゅうへい
2019年11月5日

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

おもしろすぎて一日で読み終わってしまいました(笑)
トリックがすべてわかるときを楽しみに読んでください!
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映画も傑作です。
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しゅうへい
2019年11月5日

あらすじは準備中です。

友だちとは何かを教えてくれます。中学生くらいの子にぜひ読んでほしいです。友だちってなんだろう、と思っている方におすすめです!
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ゆうや
2019年11月5日

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

@しゅうへい  それisあり
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しゅうへい
2019年11月5日

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

@ゆうや  それな!
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ゆうや
2019年11月4日

才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり...。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編。あたたかくて力強い、第135回直木賞受賞作。

最後の国際機関で働く夫婦の話が感動しました!カラフルと全然雰囲気違くて驚きました笑
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ゆうや
2019年11月4日

9・11を経て、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。 米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう......彼の目的とはいったいなにか? 大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは? ゼロ年代最高のフィクションが電子書籍版で登場。

続編『ハーモニー』から読んでしまいました笑
ハーモニーの世界になる前の戦いの話気になります!
伊藤計劃さんのSFめちゃくちゃおもしろいけど2冊連続は気力がもたないのでまたしばらくたったら挑戦したいと思います!!
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ゆうや
2019年11月4日

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

死を扱っているのになぜ伊坂幸太郎はこうもテンポが良くくすっと笑えて次のページを捲る手が止まらないこんな最高の物語を書けるんだろう。音楽を聞くように読める文章。それこそ天才。
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それな!
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@しゅうへい それisあり
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