美谷時計店には、「時計修理承ります」だけでなく「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。「時計にまつわるご依頼は何でも承る」のだという。難事件に頭を悩ませる捜査一課の新米刑事は、アリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ、山荘の時計台で起きた殺人のアリバイ...7つの事件や謎に、店主の美谷時乃が挑む。あなたはこの謎を解き明かせるか?

大山誠一郎さんの名作に緻密な音でありながら流麗なモノを択んでみました。このアルバムは好きで何度も聴いております。もし、よければぜひ。
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CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

『死神の精度』全体のテーマとして選曲しました。主人公の千葉を通して描かれる6つの人生。彼らの人生は千葉にとって興味のないもの、かつ千葉の住む世界とは別の、異質なものとして描かれます。それによって、登場人物たちの何気ない行為や言葉から、彼らの様々な「欲望」が際立つように設計されていると感じました。「lust」ー欲望、切望と名付けられたこの曲を、『死神の精度』というフィルター越しに聴いてみると……不規則なリズムからは人間の躍動感を、無機質なパーカッションからは千葉の仕事に対するクールさを、細かい音の粒によるメロディーは、千葉を象徴する雨粒のようでもあり、どこか温もりを感じる音色は、死に相対した人間からにじみ出る人間臭さに通ずる……かな?と。無理やりのこじつけで、冗長で、お粗末なコメントで大変恐縮ですが、是非『lust』を死神の精度とセットで聴いてみてください。
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個人的にすごく好みでな選曲で、BGMeetingでは予選・決勝ともに投票させていただきました!
レイ ハラカミさん聴いてみます。
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