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ルピナス探偵団の続編。探偵団最後の活動から時間が戻り、学園の卒業で終わります。綺麗な終わりです。この曲にしました(^^)
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自分には才能がない。高校生の毅(つよし)は詩を書いているが、全くといっていいほど評価されていない。一方、親友のあたるには才能があった。彼は紙上に至情の詩情を書き込める天才だった。多くのファンがいて、新人賞の最終候補にも残っている。しかもあたるは毅が片想いしている可愛い女子と付き合っていて、毅は劣等感でいっぱいだった。そんな中、小説投稿サイトにあたるの偽アカウントが作られる。「犯人」を突き止めると、それはなんとあたるの作風を模倣したAIだった。あたるの分身のようなAIが書く小説は、やがてオリジナルの面白さを超えるようになり――。誰かのために書くということ。誰かに思いを届けるということ。芥川賞受賞作家が、文学にかける高校生の姿を描いた青春エンタメ小説。

誰かのために言葉を伝えたい。その言葉がAIに盗まれたとしたら?初のエンタメノベル。
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これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

癌細胞をぶっ殺してやりたい…心からの祈りのようなこのストレートな思いの歌詞、読みながら何度も何度もこう思わずにはいられなかったです。
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【2020年本屋大賞受賞作】 せっかくの善意を、わたしは捨てていく。 そんなものでは、わたしはかけらも救われない。 愛ではない。けれどそばにいたい。 実力派作家が放つ、息をのむ傑作。 あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

第三者からみたら決して再会するべきではなかった男女が運命の相手だったら…。個々は生きる意味を見いだせなかったけれど、その相手がいるだけで未来に光がさすようになり愛を知って生きていける。絶望の中に突然現れた一筋の光が、小説にマッチしていると思います。
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ちょっと気だるげで空気の冷たい朝の雰囲気にぴったりです。
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学園探偵のアンソロジーです。青春の味がしました。最後のスプリング・ハズ・カムが面白かったです。この曲にしました(^.^)
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映画化&英訳決定! 恋愛を楽しめないの、僕だけ? 大学生の七森は“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。共感200%、やさしさの意味を問い直す物語

貴方はとても優しい人。だから何度も傷付いてしまう。
柔らかい心を守るため、悲しいニュースを遮断する。
耳に届く心無い罵詈雑言の数々。
ジェンダーやステータス、レッテルを貼ろうとする普通の人。
世の中の大半は、ぬいぐるみのように優しくない。
それでも『消えて居なくなりたい』だなんて、言わないで。誰かに付けられた無数の傷跡を抱えて、吐きそうになりながら生きるしかないんだよ。
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ペンギン・ハイウェイの世界を徹底解剖!前日譚『郵便少年』も所収

どちらもペンギンの名を冠している……だけでなくて、より深い部分で共通点があると思う。
青山少年は、お姉さんと世界の謎を研究する過程で辛い選択を迫られる。彼の葛藤は、人と鳥の間での苦悩を描いた人鳥哀歌に大きく重なるだろう。彼らの決心の先に成功がある事を祈りたい。
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猫の美しさは、毛並みにあると思う。
ビロードのきめ細かな質感は、
滑らかな生地のよう。

ふかふかと柔らかく、金色の陽の光を
ふんだんに吸い込んだ極上の手触り。
手のひらで撫でると吸い込まれそうだ。

嬉しそうにゴロゴロと喉を鳴らし、
時折足元に擦り寄ってくる。
寂しい夜も、いつもそばに居る存在。

お利口で気品がある、
密やかで暖かい幻。
幸せを象った優しい生き物が、猫だ。
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「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」という文章で始まる有名な作品。洋画家の主人公が山中の温泉宿に滞在する。そこには美しく謎めいた那美がいた。どことなくユーモラスな文体の中にも漱石の物の見方やとらえ方が描かれており味わい深い。この作品は読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

雲雀と菜の花。
明るさの中にどこか愁いを帯びた春の情景。
それは草枕の冒頭にも、作中に引用されたシェリーの詩「雲雀に寄せて」にも、そしてチャイコフスキーの「雲雀の歌」にも。
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雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。でもぼくの彼女をちょっと意識しているみたい。小鳥ちゃんとぼくと彼女と。少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。

可愛くて愛しくて、ちょっと生意気で、でもなんだか憎めない小鳥ちゃん。新雪のように純白の身体。ほんのり色付いた桃色の脚とくちばしが愛しい。

好物はラム酒のかかったアイスクリーム。しょっちゅう飼い主の僕を困らせては、愛嬌でなかったことにしてしまう。

でもね、そんな君が好きなんだ。君に振り回される日々だけど、僕は幸せなのだから。
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名探偵ホーソーンのシリーズ二作目です。パズルがはまっていって謎がきれいにとけるのは気持ちがいいです。この曲にしました(^^)
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このミステリーがすごい!2023年版 国内編第1位! ミステリが読みたい!2023年版 国内編第1位! 東京、炎上。正義は、守れるのか。 些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。 たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。 直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。 「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。 警察は爆発を止めることができるのか。 爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。 【業界、震撼!】 著者の集大成とも言うべき衝撃の爆弾サスペンスにしてミステリの爆弾。取扱注意。 ーー大森望(書評家) この作家は自身の最高傑作をどこまで更新してゆくのだろうか。 ーー千街晶之(書評家) 登場人物の個々の物語であると同時に、正体の見えない集団というもののありようを描いた力作だ。 ーー瀧井朝世(ライター) この作品を読むことで自分の悪意の総量がわかってしまう。 ーー櫻井美怜(成田本店みなと高台店) 爆風に備えよ。呉勝浩が正義を吹き飛ばす。 ーー本間悠(うなぎBOOKS) 自分はどちらの「誰か」になるのだろう。 ーー山田麻紀子(書泉ブックタワー)

小説の中で連続する爆発事件の臨場感と、曲のスピード感がマッチしていると思いました。
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世界に降り注いだ泡〈バブル〉によって重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う──。5月公開映画『バブル』ノベライズ。

世界が泡に染まる。
「音」に敏感な僕は、周囲と対立を深めるしかなかった。
無垢な「君」は不思議な歌で魅了し、
空高く舞い、泡の中を泳ぐ。
あの日壊された街と無数の命。
どうか、汚染された地上を救って。
エラーに満ちた世界に、一縷の光を。
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ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった―。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。

主人公「ぼく」が抱えた辛さ、ふみちゃんへの優しい思いが、この歌に通ずるところがあると感じました。
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晴人と美咲の哀しみの先に、微笑みが届きますように。
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すべてを焼き尽くす火山は、
いずれ大地を育むことになる。
雨はしずかに降り注ぎ、
その上に誰も見たことのない花を咲かせる。
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館ものミステリーのアンソロジーです。周木先生の煙突館の実験的殺人が面白かったです。館だからこのバンドにしました(^.^)
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人より嗅覚が優れた少女。
帝国を支える「奇跡の稲」の香りの声に覚えた違和感とは。
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でも怖さでは止められない
この胸の高鳴りは
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『流浪の月』で本屋大賞を受賞した著者が二年ぶりに放つ、胸を打つ愛の物語。

10代から30代の変化する二人の関係。
正しさだけでは生きられない彼らが生きる人生は、
この曲が全てで、この歌詞が全てである。
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今日は天気がいいみたいだ
雲一つない夜だ
星を見にいこう
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