aika 角田光代 なくしたものたちの国 (集英社文庫) あらすじを読む いつのまにかなくなったもの、というのが、人生にはたくさんある。たとえば、赤ん坊のときに好きだったぬいぐるみ。水玉模様のかさ。初めてできた友だち。恋とは気づけなかった幼くてまばゆい初恋...。松尾たいこの彩り豊かなイラストから角田光代が紡いだ5編の小説には、そんな愛しくてなつかしい記憶がぎっしり。人生の出会いと別れをこまやかに綴った、せつなくもあたたかい作品集。 奥 華子 変わらないもの 「ときをこえてく思いがある」 どんなになくしたように思えても、「そのなくしたもの」に対する「思い」は、 永遠に残り続けるのではないでしょうか? 1 0 0件のコメント 送信 シェア