16歳の明帆は同級生の藍子と付き合っている。だが二人はすれ違ってばかりで、明帆は藍子の幼なじみの少年・陽に近づいていく。ある日、藍子のアパートが火事で全焼し、藍子も焼死体で発見される。不可解さを感じ、真相を探る明帆と陽だが―。「死んでほしゅうない。おまえに生きていてほしい。おれは、おまえを失いたくないんや」友情でもなく、同情でもなく、仲間意識でもない。少年たちの絆と闇に迫る、著者渾身の物語。

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落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。恋、友情、進学...タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。

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