中野明
アドラー 一歩踏み出す勇気 (SB新書)
人が持つ劣等感、それは飛躍の原動力である アドラーブーム到来! 自己啓発の源流「アドラー心理学」がストーリー仕立てで学べる1冊。 7つのステップで「共同体感覚」をもつことで「劣等感」を克服し、人生は変えられる! 自分に悩み、人との関係に悩み、人生に悩んでいる多くの人を勇気づける。 アルフレッド・アドラーは、フロイトやユングとともに臨床心理学の基礎を築き、「アドラー心理学」あるいは「個人心理学」と呼ばれている。 アドラー心理学はこれまで日本ではあまり紹介されてこなかったため、その知名度は低かった。 しかしいま、先行き不透明な時代に生き方のヒントを求め、「アドラー心理学」に再び光が当たっている! どうしていつも劣等感を抱いてしまうのか? どうして他人が描いた人生を生きてしまうのか? どうしてなかなか幸せを実感することができないのか? どうしていつまでも自分は変われないのか? このように、どうすれば幸福に生きられるのかは、いつの時代でも誰にでも共通した課題といえよう。 この本では、アドラーの考え方の全体像をおさえながら、その思想をわかりやすく伝えるため、謎の師匠「カラ爺」と青年が登場するストーリー仕立てにしながら、実生活、たとえば自分、友人、恋人、夫婦、親子、職場などの悩ましい人間関係を例に、7つのステップを踏みながらアドラーの全体像を学んでいくというもの。 アドラー心理学のキーワードとも言える「目的論」「劣等感」「ライフスタイル」「人生の3つの課題(対人関係・仕事・愛)」について語った上で、「共同体感覚」こそがあらゆる課題を克服する鍵であることを強調する。 自分に悩み、人との関係に悩み、人生に悩んでいる多くの人に気軽に読んでもらえる、ストーリーで学ぶ新書判「アドラー心理学」入門。