小林信彦
人生は五十一から (文春文庫)
とにかく腹の立つことばかり多い今日この頃だが、かつてしあわせだった日々もあったのだ、それもついこのあいだの話。あの街この街にしあわせな記憶があるからこそ、失われてゆくものへの悲しみがにじむ。われわれはどこへ向かおうとしているのか。「週刊文春」連載エッセイ「人生は五十一から」文庫化第3弾。
とにかく腹の立つことばかり多い今日この頃だが、かつてしあわせだった日々もあったのだ、それもついこのあいだの話。あの街この街にしあわせな記憶があるからこそ、失われてゆくものへの悲しみがにじむ。われわれはどこへ向かおうとしているのか。「週刊文春」連載エッセイ「人生は五十一から」文庫化第3弾。