明野照葉

闇の音 (ハルキ・ホラー文庫)

静かで快適な生活をもとめて、新しい部屋に引っ越してきた吉川真昼。しかし彼女には人に言えない秘密があった...。常人ばなれした異常な聴覚。普通には絶対聞こえないはずの、日常の騒音―階下の部屋の電話で話す声や小さな物音―まで聞こえてしまうのだ。そして引っ越した矢先に、真昼は階上の住人にある疑念を抱く...その男は殺人者ではないか?人間の心の闇を聞かされてしまう真昼に、いままでにない恐怖が襲いかかる!書き下ろしで描く心理ホラーの傑作。

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