川上健一

小さな幸せ物語 (PHP文芸文庫)

居酒屋に訪れたお客が話す家に帰りたくとも帰れない理由。幼稚園の先生が教えてくれた元気になる魔法。単身赴任中の父親に娘がねだったもの。―人がいて、街があって、暮らしがある。「ありがとう」「ごめなさい」「おつかれさま」「おかえり」...、伝わる思い、伝えたかった思い。そこから生まれる小さなドラマを切り口鮮やかに描いた一〇一のショート・ストーリー。

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