俵万智
ある日、カルカッタ (新潮文庫)
いくつもの旅の中から、歌人のまなざしで選び抜いた十の場所。カルカッタ、バリ、ブリュッセル、ラスベガス、プラハ、オスロ、京都・桂離宮...。それぞれに印象的な光景、歴史の足跡、現地の人々との交歓、抱き上げた子どもの温もりなど、心に残る旅の場面を、三十一文字がしなやかに掬い取る。文章と短歌が寄り添い、響き合い、きらめく言葉の余韻が旅情を醸す、珠玉の紀行エッセイ。
いくつもの旅の中から、歌人のまなざしで選び抜いた十の場所。カルカッタ、バリ、ブリュッセル、ラスベガス、プラハ、オスロ、京都・桂離宮...。それぞれに印象的な光景、歴史の足跡、現地の人々との交歓、抱き上げた子どもの温もりなど、心に残る旅の場面を、三十一文字がしなやかに掬い取る。文章と短歌が寄り添い、響き合い、きらめく言葉の余韻が旅情を醸す、珠玉の紀行エッセイ。