中川右介

江戸川乱歩と横溝正史

日本の探偵小説を牽引した二大巨頭、江戸川乱歩と横溝正史。盟友として、ライバルとして、お互い認め合い、時に対立しつつ、一方が作家として執筆するとき、もう一方は編集者として支えた。太陽と月にも喩えられる日本文学史上稀な関係はどのように生まれ、育まれたのか。二人の大作家の歩みを辿りながら日本の出版史をも描き出す、空前の対比評伝。

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