沖田円

ひだまりに花の咲く (スターツ出版文庫)

高2の奏は、小学生の頃観た舞台に憧れつつ、人前が極端に苦手。しかしある日誘われた演劇部の部室で、3年に1度だけ上演される脚本を何気なく音読すると、脚本担当の一維に「主役は奏」と突然抜擢される。“やりたいか、どうか。それが全て”まっすぐ奏を見つめ励ます一維を前に、奏は舞台に立つことを決意。さらに脚本の完成に苦しむ一維のため、彼女はある行動に出て...。そして本番、幕が上がる―。仲間たちと辿り着いた感動のラストは、心に確かな希望を灯してくれる!!

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