六道慧
忍び音 (双葉文庫)
初夏の風が吹き抜ける頃、深川は一色長屋に暮らす時津日向子、大助母子。小野派一刀流の遣い手でもある日向子は、骨董屋(天秤堂)の裏の仕事、日読み屋を手伝い糊口を凌いでいた。そんな折、日向子は大店の娘を助けたことが縁で用心棒の仕事を頼まれる...。著者渾身の書き下ろし長編時代小説第三弾。
初夏の風が吹き抜ける頃、深川は一色長屋に暮らす時津日向子、大助母子。小野派一刀流の遣い手でもある日向子は、骨董屋(天秤堂)の裏の仕事、日読み屋を手伝い糊口を凌いでいた。そんな折、日向子は大店の娘を助けたことが縁で用心棒の仕事を頼まれる...。著者渾身の書き下ろし長編時代小説第三弾。