小路幸也

そこへ届くのは僕たちの声 (文春文庫)

中学生のかほりは2年前の震災で不思議な「声」に助けられる経験をしていた。ちまたで植物状態の人間を覚醒させる能力の存在が噂になるのと同じ頃、連続誘拐事件が発生。元刑事、ライターらが謎を追ううちに「ハヤブサ」なる存在が浮かび上がり...。すべての謎が明らかになったとき、起こる奇跡に涙する感動の青春小説。

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