竹内真

ビールボーイズ

北海道の新山市で、正吉ら十二歳の少年たちは秘密基地に集った。ビール工場の閉鎖で、家族と町を離れることになった少女をしのんで―四人の仲間が十二歳から三十歳までの多感な時期に、ビールをはさんで結んだ友情の軌跡。気鋭の著者が贈る、『カレーライフ』『自転車少年記』『ワンダー・ドッグ』につづく、ビールの飲み口のように爽やかなフード系成長小説。ビールのことがもっと分かる、コラム付。

最初の感想を投稿しよう。