大学生・茶谷は、結婚式場でのバイト中、美しい花嫁・眉子に一目惚れをした。彼女を分かってあげられるのは僕だけだからと、夫の会社に潜り込んで近づいていく。しかし、人を喜ばせることに依存して生きる眉子には、その過剰な自意識すら満たすべき対象となっていた―。過去の記憶も呼び起こし、思いのすれ違いが生んだひずみは、―暴走を始める。

最初の感想を投稿しよう。