栗山英樹
稚心を去る
現役監督最長となる8年目を迎える北海道日本ハムファイターズ栗山英樹監督。7年指揮を執るなかで、2度のリーグ優勝、1度の日本一、5度のクライマックスシリーズ出場と、結果を残してきた。また、中田翔、大谷翔平、清宮幸太郎ら希代のスターや若い選手を育て上げ、「二刀流」など考えもつかない発想を実現させてきた。その胸の中にある哲学は「稚心を去る」だ。橋本左内の言葉から取ったその意味とは。2019年ファイターズの野球が数倍面白くなる、一つ一つのプレーの意図、チーム作りの指針、リーダーの振る舞いが綴られる。