岩井志麻子

嫌な女を語る素敵な言葉 (祥伝社文庫)

「朱実になりたかったのかな、真佐子って」―美人で人気者の朱実が殺され、不美人で嫌われ者の真佐子が疑惑の対象に。二人は短大時代からの親友だが、周囲の人間の証言を重ね合わせると、二人の印象は二転三転、恐るべき素顔が浮かび上がる!羨望、嫉妬、憎しみ...心奥に隠された女の本性を、著者ならではの感性で暴く、あまりにも残酷で甘美な恋愛ホラー。

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