連城三紀彦

少女 (光文社文庫)

「わたしと寝ない?」少女が突然、声をかけてきた。噂に聞く援助交際だ。金はなかったが、やりようがある。行為を果たした後、隙をつき少女から二万円を盗み取り、逃走した。が、その札番号が郵便局強盗の奪った番号と一致、警察に連行される。やがて、強盗の容疑は晴れるが、納得のいかぬ男は、少女を探し―!?「少女」ほか逆転の妙に充ちたサスペンス4編を収録。

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