ドリアン助川

海の子 (ポプラ文庫)

半年ぶりに顔を見せた娘は別人のように髪を染め、「いっしょに釣りにいきたい」という。離れて暮らす父と娘のぎりぎりの愛情を描いた「花鯛」。しゃべりつづける「やっかいな子」と売れない役者の友情(「オニカサゴ」)。ワケあって釣りに出る人たちの、胸が温かくなる四篇。

最初の感想を投稿しよう。