阿部暁子

鎌倉香房メモリーズ 5 (集英社オレンジ文庫)

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。さらに雪弥の父母への葛藤、香乃の自分の力に対する思いなど、課題は山積みだけど、花月香房は今日も営業中。贈り物の香木、行方不明の仏像、送り主不明のひな人形、源氏香図で書かれた暗号など、香りにまつわる謎が次々持ち込まれて...。鎌倉を舞台に、香りで紡がれた物語、堂々完結。

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