呉智英
言葉につける薬
日本語が乱れている。単語の混乱ではない。「名」の混乱、パラダイムの混乱なのである。だから孔子にならい、呉智英も言う。「必ずや名を正さんか」と。誤字を笑い、誤文に怒りながら、著者は、言葉と思想について、言葉と文化について、根源的な「知」の面白さを開示する。目からウロコが落ちまくる、知的エッセイの名著。
日本語が乱れている。単語の混乱ではない。「名」の混乱、パラダイムの混乱なのである。だから孔子にならい、呉智英も言う。「必ずや名を正さんか」と。誤字を笑い、誤文に怒りながら、著者は、言葉と思想について、言葉と文化について、根源的な「知」の面白さを開示する。目からウロコが落ちまくる、知的エッセイの名著。