宮緒葵
シークレットクルーズは危機一髪 (角川ルビー文庫)
中華マフィアの幹部となった幼馴染みの黎美華と結ばれた伊吹。美華の興した下着会社で秘書を務めながら、過剰な愛情を浴び続ける日々を送っていた。そんな折、豪華客船で行われる商談の相手のヴァルラムが、美華の学生時代の同期と知り、伊吹は興味を示す。ロシアンマフィアの一族である彼は美華との共通点も多く、伊吹にしか心を開かない美華の友になれるのではと期待するが、そんな無警戒な伊吹にヴァルラムが横恋慕し始めたことで、船上では熾烈なラブバトルが勃発して!?