和合亮一
生と死を巡って
2015年真夏に福島稲荷神社で開催された鎮魂と再生を祈る、新しい福島発の文化イベント「未来の祀りふくしま」に日本の知性が参集した。鎌倉から南相馬に移住した芥川賞作家・柳美里氏、気鋭の社会学者・開沼博氏、批評家・若松英輔氏、そして福島の有志・子どもたちが集結し、創作神楽「風来」に至る「未来神楽」奉納の舞。30年続けると宣言した詩人・和合亮一の本能がみなぎる舞台の数々。人に優しく温かい福島人の誇りと悲しみ、被災地の直面する課題、2011年3月11日の“あの日”からの「ありのままのふくしま」を言葉と写真で綴る。革命的!福島発のヴィジュアル書籍!