三十路を過ぎて定職につけずにいる「おれ」こと猿渡が、小説家の「伯爵」と意気投合するに至った理由は、豆腐。名物を求め津々浦々を彷徨う二人に襲いかかる奇怪な現象。蘆屋道満の末裔が統べる聚落、闇夜に出没する赤い顔の巨人、蟲食う青年、そして湖の水牛。幽明の境に立たされた伯爵の推理と猿渡の悲喜劇の果てに現出する、この世ならぬ異景。書下ろし短篇を加えた完全版。

猿渡と伯爵の二人が遭遇する怪奇な物語です。豆腐が食べたくなります。好きな話はちょっと笑えるカルキノスです。タイトルからこのバンドにしました(^o^)
0
0件のコメント
その本に音楽をならそう。
今すぐ投稿する