うぐはら 絲山秋子 沖で待つ (文春文庫) あらすじを読む 仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。そう思っていた同期の太っちゃんが死んだ。約束を果たすため、私は太っちゃんの部屋にしのびこむ。仕事を通して結ばれた男女の信頼と友情を描く芥川賞受賞作「沖で待つ」に、「勤労感謝の日」、単行本未収録の短篇「みなみのしまのぶんたろう」を併録する。すべての働くひとに。 JUJU 笑えれば 人間の愚かさと滑稽さに一喜一憂して、理不尽なことに腹を立てて、人一倍傷ついて、卑しさも醜さも全部さらけ出して生きていく。 みっともなくたって、笑えるだけでいいじゃないか。それ以上も、それ以下も望まない。それが人間なんだから。 0 0 0件のコメント 送信 シェア