高見順 わが胸の底のここには (講談社文芸文庫) 私は己を語ろうと決意した。憎悪すべき己の過去を。生きようとする生命の火を、情熱を燃え上がらせるために――。終戦直後から五年に亘り執筆した、著者の代表作ともいえる自伝的長編小説を初文庫化。没後50年記念刊行。 シェアする