小西砂千夫

市町村合併ノススメ

市町村合併がブームである。民間からは、これほど厳しい経済情勢の中で、行政もリストラすべきであり、役所の合併で血を流すべきだという声が強い。しかし、市町村合併は、まちづくりのためにこそすべきものだ。財政の効率化とか、議員の数を減らせという論理では、合併のエネルギーは出てこない。市町村合併をすれば確実によくなるまちは、日本中でたくさんある。本書には、そうした地域の住民に対して、ぜひ合併に関心を持ち、合併運動に立ち上がってほしいという願いが込められている。

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