浅田次郎

つばさよつばさ (集英社文庫)

私の人生は好むと好まざるとにかかわらず、旅の連続である―。講演に出向いたロンドン、高校の同級生と行く箱根、想定外の日本語が飛び交うエジプト。ラスベガスでは手に汗握るギャンブル。旅には出たいが原稿も書きたい。だから行く先々でいつも書くことになるのだ。訪れた先での仰天エピソードから小説の裏話に至るまで、旅先作家の日常が明かされる、JAL機内誌の連載エッセイ第一弾。

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