陳舜臣

小説十八史略(三) (講談社文庫)

名君武帝の黄金期をすぎ衰退した前漢は王莽の簒奪を許す。新を倒した光武帝は後漢を復興するが、国は乱れて曹操、劉備、孫権の三国時代へ。そして魏から晋へと移り、大分裂のあと隋を経て「花咲く長安」の唐王朝が誕生する。覇権の交代、熱源を産む。分裂と統一を繰りかえし最も波乱に満ちた時代を活写。

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