ふゆの仁子,タカツキノボル

魂ごとくれてやる。 (ダリア文庫)

澤純耶は最愛の恋人であり、暴力団の跡目である小早川卯月と共に生きていくため4年間勤めていた銀行を辞めた。しかし、対抗する組織との確執が深まる中、卯月の父親が襲撃されたのをきっかけに、卯月に対する正式な幹部入りと次期組長への期待が高まる。卯月と一生を共にする決意をした純耶だが、組のことや大事な話をしたがらない卯月に対して不安と距離を感じて―...。

最初の感想を投稿しよう。