あさのあつこ

バッテリーIV (角川つばさ文庫)

「戸村の声がかすれて、低くなる。『永倉、おまえ、やめるか?』身体が震えた。ずっと考えていたことだった......」強豪校・横手との練習試合で敗れた巧。キャッチャーとして球を捕り切れなかった豪は、部活でも巧を避け続ける。同じ頃、中途半端に終わった試合の再開申し入れのため、横手の門脇と瑞垣が新田に現れるが!? 3歳の巧を描いた短編「空を仰いで」収録。

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