鎌田東二

言霊の思想

なぜ人は言葉に魅せられるのか。人は言葉とどのように向き合ってきたか。そもそも「ことば」とは何か。言語論や記号論をはるかに超えて、その思想的・宗教的意義を歴史的にとらえたとき、永々と人びとが描き続けた、言葉をめぐる一大曼荼羅が浮かび上がる。思想史の空隙を埋める画期の書にして、著者畢生の大作。

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