畑野智美

国道沿いのファミレス (集英社文庫)

佐藤善幸、外食チェーンの正社員。身に覚えのない女性問題が原因で左遷された先は、6年半一度も帰っていなかった故郷の町にある店舗だった。淡々と過ごそうとする善幸だが、癖のある同僚たち、女にだらしない父親、恋人の過去、親友の結婚問題など、面倒な人間関係とトラブルが次々に降りかかり...。ちょっとひねくれた25歳男子の日常と人生を書いた、第23回小説すばる新人賞受賞作。

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