檀一雄

漂蕩の自由 (中公文庫)

うろついてゆくその行先が、自分の居場所である―。韓国へ、台湾へ、リスボンへ、パリへ。マラケシュではメジナの迷路をアテなくさまよい、ニューヨークの木賃宿ではコーンフレークをバーボンで流し込む。世界を股に掛ける「老ヒッピー」檀一雄の旅エッセーをまとめた檀流放浪記。

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