陣野俊史

21世紀のロック (寺子屋ブックス)

ロックに21世紀はあるのか―。何度もその死を宣告されながら、さまざまな新しい音楽やムーヴメントを呑み込み、20世紀最大の芸術潮流を築いたロックは、テクノロジーの発達にともなって引用・解体・再構築を繰り返し、クロスオーバー化/細分化が進行することで中心軸を失い、混沌とした状況にある。ロックの未来を照射するために、テクノ、ヒップホップ、ファンク、ジャズ、アジアン・ポップスまでを射程に入れ、国境を超え時代的な拘束を解き放った地点に立って、多様な思想的課題を雑多な生命体=ロックの問題としてとらえ返す。手垢にまみれた音楽評論を喰い破る批評集。

ロックに21世紀はあるのか―。何度もその死を宣告されながら、さまざまな新しい音楽やムーヴメントを呑み込み、20世紀最大の芸術潮流を築いたロックは、テクノロジーの発達にともなって引用・解体・再構築を繰り返し、クロスオーバー化/細分化が進行することで中心軸を失い、混沌とした状況にある。ロックの未来を照射するために、テクノ、ヒップホップ、ファンク、ジャズ、アジアン・ポップスまでを射程に入れ、国境を超え時代的な拘束を解き放った地点に立って、多様な思想的課題を雑多な生命体=ロックの問題としてとらえ返す。手垢にまみれた音楽評論を喰い破る批評集。

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