国松俊英

信長とまぼろしの安土城

戦国時代、織田信長が、天下統一の拠点にしようとしてきずいた安土城は、築後、すぐに焼け落ちてしまい、具体的な形や構造はわからないままでいる。それから約四〇〇年、安土山の発掘調査をはじめ、安土城を描いた屏風絵を探しに海をこえてヴァチカンへ行くなど、「まぼろし」となっていた安土城をめぐるなぞを解明しようと、さまざまなこころみがおこなわれてきた。はたして、「まぼろしの安土城」がわたしたちの前にそのすがたをあらわす日はくるのだろうか?歴史発掘ノンフィクション。

最初の感想を投稿しよう。