福田和也

日本綺人物語 (廣済堂新書)

世に偉人と称される人は、偉業を成し遂げる一方で、常人の理解を超えた奇行を見せる。しかし、それはマイナスの要素ではなく、人間として器量の大きさを示しているのだ。日本の近現代史に登場する「ある傾きを備えていたがゆえに本物である」十三人を、多角的視点と豊富なエピソードをもって、福田和也が論じる。

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