青柳碧人

家庭教師は知っている (集英社文庫)

原田は、首都圏で“家庭教師のシーザー”を運営する会社で働いている。大学生のアルバイト講師たちの指導と相談を受け、派遣先の家庭で虐待など深刻な問題がありそうなら自ら家庭訪問を行う。スタッフたちから奇妙な相談が持ち込まれるたび、原田の家に入り浸っている女子高生・リサは「それぞれの家の事情だから放っておけばいい」と言うが...。驚愕のラストが待ち受ける家庭訪問ミステリー。

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