宮城谷昌光

戦国名臣列伝 (文春文庫)

血気にはやる越王句践を終始助け、最後には呉を滅ぼしつつも、ついに越には帰らなかった范蠡、祖国を失い、燕の昭王のもとで秦・韓・魏・趙との連合を組織して大国の斉を破った楽毅、趙で人質だった異人を秦の荘襄王にまで育て、秦を繁栄させた呂不韋。合従連衡・権謀術数が渦巻く戦国の世で、自由な発想に命をかけた十六人。

最初の感想を投稿しよう。