土橋章宏
駄犬道中おかげ参り (小学館文庫)
時は天保元年おかげ年。博徒の辰五郎は、深川の賭場で多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りへと出発した。途中で出会った代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた三吉、訳ありな美女・沙夜と、ひょんなことから家族のふりをすることになった男の、旅路の結末や如何に!?
時は天保元年おかげ年。博徒の辰五郎は、深川の賭場で多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りへと出発した。途中で出会った代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた三吉、訳ありな美女・沙夜と、ひょんなことから家族のふりをすることになった男の、旅路の結末や如何に!?