大島真寿美
羽の音 (ポプラ文庫)
両親の離婚時に独立を宣言した姉と二人で暮らすようになつて三年。高三になった菜生は、大学への推薦決定後、学校をさぼりがちになっていた。そのうち、短大を出て働いている姉までなぜか会社を仮病で休むようになり―青春の一時期に抱く感覚を、こまやかに切り取った物語。
両親の離婚時に独立を宣言した姉と二人で暮らすようになつて三年。高三になった菜生は、大学への推薦決定後、学校をさぼりがちになっていた。そのうち、短大を出て働いている姉までなぜか会社を仮病で休むようになり―青春の一時期に抱く感覚を、こまやかに切り取った物語。