松本哉

永井荷風ひとり暮し (朝日文庫)

無類の名文家にして、色好み、極めつきのけち―、世間に何と言われてもひとりで好きなように生きた“文豪”の衣食住、孤独の死、下町陋巷への偏愛、金銭感覚などを、「作品以上に本人が面白い」と言う著者が綴る。“変わり者”の面目躍如、時に呆れ、時にほくそ笑んでしまう内輪話の数々。挿画も満載。

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