木村小夜

太宰治翻案作品論 (近代文学研究叢刊)

“中期”太宰を特徴づける翻案作品「女の決闘」および戦時下の作品集『新釈諸国噺』『お伽草紙』について、先行研究を整理し、原典との精密な比較検討を中心とした作品論を展開。太宰にとっての翻案という方法の必然性、その特質を具体的に明らかにする。

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