山田宗樹
ジバク (幻冬舎文庫)
美人妻と高収入の勝ち組人生を送るファンドマネージャー麻生貴志、42歳。だが、かつて憧れたミチルに持ちかけたインサイダー行為が、彼を終わることのない地獄へと転落させていく―。不倫、脅迫、解雇、離婚。未公開株詐欺に手を染め、保険金目的で殺されかけても、残酷な負のスパイラルは終わらない。それでも、かすかな光が残っていた。
美人妻と高収入の勝ち組人生を送るファンドマネージャー麻生貴志、42歳。だが、かつて憧れたミチルに持ちかけたインサイダー行為が、彼を終わることのない地獄へと転落させていく―。不倫、脅迫、解雇、離婚。未公開株詐欺に手を染め、保険金目的で殺されかけても、残酷な負のスパイラルは終わらない。それでも、かすかな光が残っていた。