宗田理
ぼくらの秘島探険隊 (「ぼくら」シリーズ)
中学二年の夏休み、英治たちは船で沖縄に向かった。銀鈴荘の金城まさから、故郷の美しい自然がアコギなリゾート開発業者の手にわたり、骨も埋められないと聞いたのがきっかけだ。本島からさらに船で半日ほど離れた小さな島を訪れた「ぼくら」。地元の中学生たちと協力し、イタズラ大作戦をくりひろげるが、手ごわい土建業者に加え東京からやってきた殺し屋までからんできて...。青空の下、サンゴと白浜とマングローブ林に囲まれた秘島で、元気いっぱい戦った真夏の思い出―。