ジョアンナラコフ

サリンジャーと過ごした日々

『ジェリーだ。きみのボスに話があってかけたんだけどね』...わたしがとった電話の相手は、J.D.サリンジャー。90年代、ニューヨーク。古き時代の名残をとどめる老舗出版エージェンシー。老作家の言葉に背中をおされながら、新米アシスタントが夢を追う。本が生まれる現場での日々を、印象的に綴った回想録。

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