若竹七海

海神の晩餐 (光文社文庫)

タイタニック号沈没の際、ある著名作家が、自身最後の未発表原稿を空き瓶に入れた...。20年後、資産家の息子・本山は旧友から謎の原稿を買わされた。米国に向かう氷川丸に乗り込んだ彼の船室に、何者かが盗みに入る―原稿には、何らかの暗号が隠されていたのだ。さらに続発する怪事件とは?たっぷりのユーモアとほろ苦い結末。船上ミステリーの名作。

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